“外壁に用いられる塗料は様々、安価なアクリルだと持ちが悪く、5年ほどで再び塗らなくてはならない。
ホームセンターでも入手出来るウレタンやシリコンの塗料だと10年ほど、フッ素だと20年持つという、本当だろうか?
確かに塗料を塗った外壁に経年劣化はあまり見られない、私が外壁塗装をしないといけないと思うのは雨戸やベランダなどの鉄部、この鉄部が赤茶色に錆びるため見っともない。
他は塗装をしなくても良いと思うのだが、鉄部に合わせると塗装が早まる。
鉄部だけ塗るにしても、足場を組む必要があり、足場代がバカにならない。
錆びない素材で家を建てるにはメッチャお金が掛かる、アルミなどを用いて最初にお金を掛ければ、後々はお金は掛からないのだろうか?
そんなことをない、鉄部が錆びなくても外壁部分は劣化するため、定期的に塗装などのメンテナンスは必要。
災害を考慮して長期保証の家を建てたが、保障されるには定期的にメンテナンスを受けなくてはならず、怠れば保障は受けられない。
世の中、上手く出来ている、お金が無い私は、ずっと搾取され続けるのだ。
出張から帰ると、外壁塗装のために自宅は防護ネットで覆われていた。
私、「ただいま」
妻、「おかえり」
私、「外壁はずいぶんキレイになったね」
妻、「まだ、塗装はしてないわよ」
私、「でもキレイに見えるよ」
妻、「今日、高圧洗浄をしたからよ」
私、「高圧洗浄でキレイになるなら、塗装の必要はなかったね?」
妻、「あなた、前回も同じことを言ってたわよ」
それから2週間後、家を覆っていた防護ネットが外されると、高圧洗浄しただけより、数倍、外壁はキレイになっていた。
人間も同じだが、家も手を掛けた分、キレイになる。
私の妻は今年で53歳、妻にはずいぶんお金を掛けたが、お金を掛けても無駄なものはあるのだ。”